思いの丈を綴るなら
気付いてしまった。
わたしは時折無性に文字を連ねたくなることがある。
それは頭の中の整理整頓の為なのか、はたまた頭の中がうるさくなるからなのか。
いずれにせよそういった衝動を抱えた時に吐き出す場所を持っているようで持ってはいなかった。
呟く専門のアプリケーションがあるが文字制限がある。
また、本職でない系統の呟きをするとフォロワーが減るという謎現象が実に苦手でというか不可解で笑
数字の変動はこのネット社会において重要視されやすいものではあるが、私にとっては非常に苦手なことである。
『ならば頭の中の文字を書き殴る場所を自分に与えれば良い。』
至極シンプルな答えに至った明け方4:14。
何か新しいことを始めるときはいつだって不安や新鮮さに心が騒ぐ。
その騒ぐ気持ちが身体に現れたのか、私の腕は勢いよく炭酸水のはいったペットボトルを倒し、推しのアクリルスタンドをびしょ濡れにしてしまった。
自己紹介などはまた別の記事におこすつもりだ。
なんてことはない。
私はしがないカフェのおねいさん。
土曜日の夜にだけジャズの魔法使いになる、
こぼした炭酸水は まだ微かにパチパチと音を立てている。
私の心も、いつもより少し大きめに鼓動を鳴らしている。